Intel ISEFルールブック日本語版を更新しました

日本サイエンスサービス(NSS)では、2006年からインテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)のルールブックを日本語に翻訳し公開しています。毎年更新されるルールの最新版(2018年5月大会用)の翻訳版を公開しました。

→Intel ISEFルールブック(日本語版)

こちらは、Intel ISEF出場経験者のNSSスタッフがボランティアとして翻訳した「概訳」となります。この概訳で全体の雰囲気をつかんでいただければ幸いです。

人を対象とした研究、脊椎動物を対象とした研究、微生物や遺伝子組換え生物を扱う研究、危険な化学物質や装置を用いる研究には特に厳しい制限が設けられています。これは、大学などで行う研究では一般的ですが、高校生が行う科学自由研究では、まだまだ浸透していません。

誤訳、不適切な表現に気づかれた場合は、こちらまでご連絡ください。

Intel ISEF 2017 日本代表3名が計3つの部門優秀賞を受賞!!

米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されているIntel ISEF 2017で、優秀賞(Grand Award)表彰式が現地時間19日午前に行われました。

慶應義塾大学1年(島根県立益田高等学校出身)の福満和さんが動物科学部門優秀賞 2等を受賞しました。

 

 

 

 

 

市川学園 市川高等学校3年吴慧怡さんがエネルギー:化学的部門優秀賞 2等を受賞しました。

南山高等学校 男子部3年の田渕宏太朗さんが機械工学部門優秀賞 2等を受賞しました。

福満さんは「Red and blue silk threads obtained from silkworms reared on artificial diets containing rhodamine B and methylene blue」というテーマで研究を行い、発表しました。受賞した時の気持ちを「自分の名前が呼ばれたときは聞き間違いかと思い、すぐに立てませんでした。審査員が研究に対してすごいねと言ってくれたのがうれしかったです。」と語ってくれました。

吴さんは「Artificial Photosynthesis: Novel Visible Light Response and Formic Acid Generation from Carbon Dioxide Using Tantalum Oxide/Tantalum Plate」というテーマで研究を行い、発表しました。受賞した時の気持ちを「審査では事前に考えた想定質問がたくさん聞かれたので、楽しく自信を持って答えられました。」と語ってくれました。

田渕さんは「Single and Simple Groove Addition Improves Propeller Efficiency」というテーマで研究を行い、発表しました。受賞した時の気持ちを「審査員と話すのが楽しく、その分野を専門とする方と議論できたことがうれしかったです。」と語ってくれました。

また、最高賞に当たるゴードン・ムーア賞(Gordon E. Moore Award)はドイツ代表のIvo Zellさんによる「A Wing Is Enough: An Improved Flying Wing Based on a Bell-Shaped Lift Distribution(羽だけで十分 : 釣鐘状揚力分布に基づく改良型全翼機)」が、次点にあたるインテル青年科学賞(Intel Foundation Young Scientist Award)には、米国代表のAmber Yangさんによる「Multi-Orbit Space Debris Cloud Tracking Using Iterative Closest Points Registration with Machine Learning(機械学習を用いたICP位置合わせによる多軌道スペースデブリ雲のトラッキング)」と、イタリア代表のValerio Pagliarinoさんの「LaserWAN – Laser Broadband Internet Connections(レーザーWAN レーザーブロードバンドインターネット接続)」が選ばれました。

この表彰式をもって今年のIntel ISEFも無事終了し、日本代表団は明日以降に帰国の途につきます。

日本サイエンスサービスでは開催期間中、現地プレスルームより、毎日インターネットを通して日本代表の最新の情報をお伝えしていく予定です。

Twitter(https://twitter.com/npo_nss)では、写真を交えて現場の様子や情報等をリアルタイムに配信をしておりますので、そちらも御覧下さい。

Intel ISEF 2017 一般公開、日本代表2プロジェクトが特別賞を受賞!

米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されているIntel ISEF 2017の特別賞(Special Award)表彰式が現地時間18日夜に行われました。

青森県立青森南高等学校の越田望月さん、小泉ひなたさん、古枝志織さんが“Estimation of the Humidity in the Upper Troposphere using Contrails formed by Airplanes” というテーマで「アメリカ気象学会賞 佳作」を受賞しました。

 

 

 

 

 

長崎県立長崎西高等学校の野辺愛耶さん、近藤紀香さん、福澤咲知子さんが“Water Surface Vibration Signals Utilized by the Japanese Water Strider, Aquarius elongatus, to Locate Prey and Mate” というテーマで「アメリカ音響学会賞 佳作」を受賞しました。

午前中は表彰式に先立ち、ファイナリストによる研究発表の一般公開が行われました。地元の中学生などの一般参加者が多数来場し、法被や浴衣などを着た日本のファイナリストのブースには、多くの人が訪れていました。

本審査とは異なり、一般の方々に対してわかりやすく簡潔に説明する必要がありますが、この数日の間に英語で質疑応答をすることにも慣れたためか、研究のプレゼンそのものを楽しんでいるようでした。

明日の朝(519)には、いよいよ優秀賞(Grand Award)表彰式が行われます。

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Intel ISEF 2017 審査会当日

米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されているIntel ISEF 2017は本日で4日目となり、本審査会当日を迎えました。
審査直前には、現地の通訳ボランティアと発表の打ち合わせを兼ねた朝食会があり、各々内容のすり合わせを行いました。
本審査会は、ファイナリストと通訳、審査員だけが入場できるという厳重なセキュリティ体制の中、朝8時から夕方16時にかけて行われました。
昼食休憩の際、日本代表のファイナリストたちは「想像していたよりも審査員と会話がしやすく、面白かった」と口々に話していました。
緊張した様子で会場入りしていったファイナリストたちが、審査終了後には晴れやかな笑顔で帰ってきたのが印象的でした。
 
その後は、Intel ISEF参加者のために特別に貸し切られたユニバーサルスタジオハリウッドにて、各々が充実した時間を過ごしました。
発表練習中の凛とした表情からは一転、笑顔で笑い合いながらはしゃぐ姿が見られ、この一日が一生忘れられない思い出になったのではないでしょうか。
なお、明日18日に特別賞の表彰式が、明後日19日に優秀賞の表彰式が行われ、審査結果が発表されます。

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Intel ISEF 2017 ファイナリストが歓迎パーティに参加

米国カリフォルニア州ロサンゼルスで行われているIntel ISEF 2017は3日目を迎えました。

午前中にはメディア向けの内覧会が行われ、取材を受けたファイナリストたちは今回の意気込みや研究内容についての説明等を行いました。また、この時間が実際のブース前で練習できる最後の時間ということで、ファイナリストたちは審査会本番を意識した練習を行うことができました。さらに、通訳者を交えて英語の発音やプレゼンテーションの最終チェックを行いました。

午後には、ノーベル賞受賞者を中心とする6名のパネルに直接質問をすることができる討論会が行われました。
全ファイナリスト1700名以上の参加者のうち、質問できるのは事前に応募した中から選ばれたわずかな人数のみです。

夕方からはファイナリストの歓迎パーティーがあり、ファイナリストたちは普段経験することのない刺激的な時間をそれぞれ過ごしたようです。
パーティー会場から出てきた日本のファイナリストたちは口々に「楽しかった」と話しながら、笑顔でホテルに戻っていきました。

 

 

 

 

 

明日17日はいよいよ審査会本番です。午前8時から18時まで、長時間の審査が行われます。

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Intel ISEF 2017 セットアップ完了、オープニングセレモニー

米国カリフォルニア州ロサンゼルスで開催されているIntel ISEF 2017は、2日目を迎えました。
午前中、ファイナリストたちは各々のポスターのセットアップを完了させた後、審査会に向けたプレゼンテーションの練習を行いました。この練習で得られた審査員へのアピール方法や話し方などについてのアドバイスをもとに、研究発表の改善に取り組みました。
 
夕食を終えた後に行われたオープニングセレモニーでは、アーティストグループの”iLuminate”による電飾を用いた暗闇でのダンスパフォーマンスが行われたほか、スタンフォード大学のAssistant ProfessorであるManu Prakash氏の講演があり、会場は大いに盛り上がりました。
毎年恒例の、各国代表がパネルをもって壇上に駆け上がるアピールタイム”シャウトアウト”では、日本チームを代表して、上西さん、田渕くん、早川くんの3名が代表としてステージへと上がり、ステージのスクリーン映像には反田さん、野辺さん、古枝さんが出演しました。
 
 
明日16日は、ノーベル賞受賞者を招いてのパネルディスカッションのほか、ファイナリストの歓迎パーティーが予定されています。
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Intel ISEF 2017 日本代表団 ロサンゼルスに無事到着 ピンバッジ交換会で各国の代表と交流。

Intel ISEF(国際学生科学技術フェア)2017が、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスにて5月14日から19日(現地時間)にかけて開催されます。本大会に出場するファイナリスト20名は14日(日本時間)に日本を発ち、本日、無事にロサンゼルス国際空港に降り立ちました。今回が初めての海外渡航というファイナリストも少なくありませんが、彼らの不安と期待が入り混じった表情はとても頼もしいものでした。

ファイナリストは、Intel ISEF 2017の会場であるロサンゼルス・コンベンションセンターに到着。大会の規模に圧倒されつつも、各自入念にブースチェックを行いました。その後、ファイナリストたちはウェルカムイベントであるピンバッジ交換会に参加。各国の代表とピンバッジや連絡先などを交換するなどをし、親睦を深めることができたようです。交換会終了後は海外メディアからインタビューを受ける様子も見られました。

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ISEF2017開催期間中、随時最新情報をお届けします

日本サイエンスサービスでは、2017年5月14日から19日にかけて、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで行われるインテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)にて、現地にプレスチームを派遣して、最新情報をお届けします。Twitter(@npo_nss)では、写真とともにリアルタイムで最新のファイナリストの様子をツイートしてまいります。また、Intel ISEF情報サイト(ISEF.jp)では、開催期間中、毎日、1日のまとめを配信いたします。

報道関係の方はこちらもご覧ください。

Intel ISEF 2017 日本代表団が日本時間14日に米国 ロサンゼルスへ向け出発

Intel ISEF(国際学生科学技術フェア)2017が、米国カリフォルニア州ロサンゼルスで現地時間5月14日に開幕されます。大会は19日まで、6日間の日程で開催。開催期間中は研究の審査会だけでなく、海外ファイナリストたちとの交流を目的とした数多くのイベントが開催されます。国内で選抜された日本代表チームは日本時間14日に日本を発ちます。

本年度のIntel ISEF 2017年ロサンゼルス大会には、日本の提携フェア(高校生科学技術チャレンジ・日本学生科学賞)から代表に選ばれた以下の20名、12プロジェクトが参加いたします。

【ANIM018T 動物科学部門】
長崎県立長崎西高等学校 野辺 愛耶、近藤 紀香、福澤 咲知子
“Water Surface Vibration Signals Utilized by the Japanese Water Strider, Aquarius elongatus, to Locate Prey and Mate”

【ANIM040 動物科学部門】
島根県立益田高等学校 福満 和
“Red and blue silk threads obtained from silkworms reared on artificial diets containing rhodamine B and methylene blue”

【ANIM041T 動物科学部門】
鹿児島県立国分高等学校 田口 創磨、松下 祐生、反田 江吏子
“Differentiation of Song Patterns of the Cicada Meimuna opalifera Possible Effects of Ancient Pyroclastic Flow”

【EAEV065T 地球環境科学部門】
青森県立青森南高等学校 越田 望月、小泉 ひなた、古枝 志織
“Estimation of the Humidity in the Upper Troposphere using Contrails formed by Airplanes”

【EBED012 組み込みシステム部門】
広島大学付属福山高等学校 田中 愛登
“Automatically Reproducing Live Performances of Violins via Novel Sound-Post Controlled Electrification”

【EGCH008 エネルギー:化学的部門】
市川学園 市川高等学校 吴 慧怡
“Artificial Photosynthesis: Novel Visible Light Response and Formic Acid Generation from Carbon Dioxide Using Tantalum Oxide/Tantalum Plate”

【ENMC019 機械工学部門】
南山高等学校男子部 田渕 宏太朗
“Single and Simple Groove Addition Improves Propeller Efficiency”

【ENMC050 機械工学部門】
京都市立塔南高等学校 早川 優希
“Energy Saving SwimFin: Developing the optimal fin for faster and efficient swimming”

【ENMC051 機械工学部門】
玉川学園高等部 柳田 大我
“Feedback Control of Driverless Buses”

【ENMC052 機械工学部門】
小倉日新館中学校 西宮 直志
“A wooden CNC from scratch:the true established mechanisms by three elements ;technology, electoronics and software are out there!”

【MATS017T 材料科学部門】
千葉県立佐倉高等学校 上西 里佳、田山 智絵
“Alumiracle ~Coloring Anodized Aluminum with Natural Dyes~”

【PHYS019T 物理・天文学部門】
愛知県立一宮高等学校 位田 麻衣、菊入 有紗
“Experimental and Numerical Investigation of Relation Between Color and Thickness of Extremely Thin Soap-Bubble Films”

※所属は2016年12月のものです。

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国際学生科学技術フェア(Intel ISEF) 2017 日本代表向け研修会を開催

3月26日から28日にかけて、国際学生科学技術フェア(Intel ISEF)2017に日本代表として派遣される高校生のための研修会を、グーグル合同会社(東京・六本木ヒルズ)にて実施しました。日本サイエンスサービス(NSS)は、研修プログラムの企画立案ならびに、ISEF経験者としての視点からファイナリストにアドバイスを行いました。また、本研修会にあたってはETG (Enterprise Training Group)及びGoogle Japanのスタッフにもボランティアとしてご参加いただきました。

研修会に参加したファイナリストは、昨年12月に開催された第60回日本学生科学賞およびJSEC2016でその研究成果を評価され、今年5月にカリフォルニア州ロサンゼルスで開催される国際学生技術フェア(Intel ISEF)2017に日本代表として派遣される高校生15名です。

初日は、NSSスタッフからIntel ISEFにおける審査形式の確認、効果的なポスター作製とプレゼンテーション方法についての説明がありました。特にポスターやプレゼンに関してはIntel ISEF独特の工夫が必要であるため、ファイナリストたちは終始熱心にメモを取っていました。その後は各ファイナリストが自己紹介を兼ねた研究紹介を行い、お互いの研究内容についての理解を深めました。また、直近のIntel ISEF出場者による質疑応答対策についての説明では、実際の事例やハプニングを基にしたアドバイスがファイナリストたちの笑いを誘う場面も見られました。最後にはNSSスタッフと一緒に論理構成を確認した後、英語の発表原稿の作成に取り組みました。研修会終了後はGoogle社内見学およびファイナリスト交流会が行われ、それぞれが充実した時間を過ごしたようです。ホテルへ帰った後もファイナリストたちは妥協することなく英語の発表原稿を丁寧に推敲し続けていました。

2日目午前中は、ネイティブスピーカーの講師による英語のチェック、NSSスタッフとの議論、想定質問の準備などを通して、ファイナリストのスキルアップを図りました。また、簡易ポスターを前にして実際に発表、質疑応答の練習を行いました。特に質疑応答でのやり取りに苦戦する場面もありましたが、「3~5問の質問に対して完璧に返答する」という本研修会の目標に向けて全員が真剣に取り組みました。終盤は、NSSスタッフ及び講師から説明された効果的なフレーズを時折織り交ぜながら英語で議論し、最終日の発表に向けて入念な準備を行いました。

最終日には、本番同様にすべて英語でプレゼンテーションと質疑応答を実施。ネイティブスピーカー、NSSスタッフ、Googleのボランティアからのフィードバックを得て、各プロジェクトが渡米までに克服すべき課題を明確にすることができたようです。

研修プログラムの結びとして、NSSスタッフの進行のもと、文部科学省、科学技術振興機構、グーグルの来賓をお迎えして2017年派遣団の結団式を行いました。ご支援くださっている皆様より、日本代表生徒に対する激励のお言葉をいただき、ファイナリストたちは世界の舞台での活躍をそれぞれの胸に誓ったことと思います。彼らがIntel ISEFを最大限に楽しみ、素晴らしい成果とともに帰国してくることを心から願ってやみません。

主催:特定非営利活動法人日本サイエンスサービス
共催:国立研究開発法人科学技術振興機構
協力:朝日新聞社、ETG(Enterprise Training Group)、グーグル合同会社、読売新聞社

ボランティアスタッフ:29名