ISEF情報サイト

NPO法人日本サイエンスサービス(NSS)による国際科学技術フェア(ISEF)情報サイトです。

  • Regeneron ISEF 2026開催期間中、最新情報を随時お届けします -NSS will bring you the breaking news on ISEF 2026

    Regeneron ISEF 2026開催期間中、最新情報を随時お届けします -NSS will bring you the breaking news on ISEF 2026

    今年もリジェネロン国際学生科学技術フェア(Regeneron ISEF)開催が近づいてまいりました。昨年に引き続き日本代表に選ばれた生徒の皆さんが現地で参加します。日本サイエンスサービスでは、現地時間2026年5月9日から15日にかけて米国アリゾナ州フェニックスで行われる同イベントにおいて、現地にプレススタッフを派遣し、最新情報をお届けします。X(@npo_nss)とInstagram(@npo_nss)では、写真とともに最新のファイナリストの様子を随時発信しています。また、 当サイトでは、開催期間中、毎日、1日のまとめを配信いたします。また、報道関係の方はこちらもご覧ください。

    From May 9th, MST, Regeneron International Science and Engineering Fair (Regeneron ISEF) will begin in Phoenix, Arizona.  Nippon Science Service (NSS) will dispatch NSS stuff to Phoenix and provide you with the breaking news. On X (@npo_nss) and Instagram (@npo_nss), we share pictures that show how the finalists spend Regeneron ISEF.  Moreover, at the end of the day, we offer you the daily news of Team Japan. If you belong to the press, please check this.


  • 【Regeneron ISEF 2026 5日目】一般公開、特別賞授賞式

    【Regeneron ISEF 2026 5日目】一般公開、特別賞授賞式

    こんにちは、NPO法人日本サイエンスサービスです。Regeneron ISEF の現地レポートをお送りします。

    5日目は一般公開が行われました。地元の住民や科学に興味を持つ小中学生など多くの方が参加し、ファイナリストのブースを巡りました。学校のフィールドワークとして訪れる児童・生徒の姿も多く見られました。

    ファイナリストたちは法被や浴衣、袴といった日本の伝統衣装を身にまとって参加。会場でもひときわ目を引き、来場者と一緒に写真を撮る微笑ましい光景もあちこちで見られました。

    一般公開では、自分の専門分野に馴染みのない来場者や小中学生にも興味を持ってもらえるよう、わかりやすい説明が求められます。この数日で英語にもすっかり慣れた様子で、来場者との交流を積極的に楽しむ姿が印象的でした。また、ファイナリスト同士の研究交流も活発に行われ、互いの親睦を深める機会となりました。

    ファイナリストの展示ブースに隣接して、企業・団体によるブースも設置されました。Intelをはじめとする協賛企業がブースを出展し、参加者がゲーム等のさまざまな体験を楽しめるコーナーも設けられていました。

    一般公開と並行して、カテゴリー別のネットワーキングイベントも開催されました。同じ分野のファイナリストが集まり、食事をともにしながら親睦を深めました。

    夜19:00からは特別賞の表彰式(Special Award Ceremony)が行われました。Regeneron ISEFの協賛団体によって選出される表彰で、今年は45の企業・団体から賞が贈られました。

    今年は日本代表3名が特別賞を計4件受賞しました。詳細は以下のとおりです。

    ※日本語タイトルは国内コンテスト出場時のものです。

    【Arizona State University ISEF Scholarship】

    【The Scientific and Technological Research Council of Türkiye TUBITAK】

    小松 和滉さん

    Learning Without a Brain: Habituation and Stimulus Discrimination in Mimosa pudica Explained by Mechanosensitive Channel Desensitization?

    「オジギソウの刺激識別と学習能力 – 刺激装置とAI葉開閉度評価を用いた実証 -」

    【Mawhiba Universal Enrichment Program awards】

    五十嵐 夕剛さん

    Autonomous Underwater Vehicle (AUV) for Real-Time 3D Microplastic Concentration and Toxicity Mapping via Deep Learning and Integrated Microscopy

    「半自律潜水艇を用いたマイクロプラスチック検出のための機械学習アルゴリズムの開発」

    【Society Alumni Special Award, Society for Science Alumni Special Award】

    長坂 ソフィア 怜さん

    Drug Repositioning for Novel Genome Engineering: Technology With High Therapeutic Efficacy and Low Side Effects

    「ドラッグ・リポジショニングを活用した遺伝子操作技術の開発」

    慣れない環境での発表という容易ではない挑戦を、日本代表の皆さん全員が見事にやり遂げてくれました。受賞を逃したファイナリストたちが受賞者を笑顔で祝福する姿も、とても印象的でした。

    表彰式では、Society for Science CEO の Maya Ajmera 氏とアリゾナ州立大学学長の Michael M. Crow 氏との対談も行われました。また、司会のBarb Baker氏が「世界最大の科学コンテストに出場した時点で、皆さん全員が勝者です」とファイナリスト全員へ温かい言葉を贈りました。


    明日はいよいよグランドアワードの表彰式です。Society for ScienceのYouTubeアカウントにて日本時間5月16日(金)午前1:00よりライブ中継される予定です。NSSスタッフ一同、表彰式を心待ちにしています!


  • 【Regeneron ISEF 2026 4日目】本審査 等

    【Regeneron ISEF 2026 4日目】本審査 等

    こんにちは。日本サイエンスサービスです。米国アリゾナ州フェニックスで開催中のRegeneron ISEF 2026 は4日目、本審査の日を迎えました。

    本審査直前には通訳の方と発表内容等の打ち合わせを兼ねた朝食会があり、内容のすり合わせや重要単語の共有が行われました。

    今回のISEFでは1700名超のファイナリスト / 約1400件の研究プロジェクトが審査に参加しました。本審査では、ファイナリストと通訳・審査員だけが入場できるという厳重なセキュリティの下、1時間の昼休憩を含んで8:00から16:30にかけて、分野の専門家による優秀賞(Grand Award)の審査とスポンサー企業による特別賞(Special Award)の審査が行われました。なお、NSSのスタッフ3名も通訳として本審査会に参加しました。

    時間をかけて準備してきた研究発表が始まることによる緊張や、英語での発表とディスカッションに対する不安をにじませるファイナリストもいましたが、皆さん真剣な面持ちで審査会場へと入っていきました。中には、この大一番を楽しもうという気概を感じるファイナリストもいました。いざ審査が始まると、審査員と積極的にコミュニケーションをとり、自らの研究成果とそれにかけてきた思いを、懸命に自分の口で伝えようとする姿が印象的でした。はじめは通訳を希望していても、すべて終了する頃には自分だけで喋れる程まで上達したファイナリストも大勢いたようです。審査の空き時間には周囲のファイナリストと交流する生徒もいました。

    代表選抜から約5か月間にわたって行ってきた事前準備はハードだったかもしれませんが、それがファイナリストたちの心の支えとなったのではないでしょうか。

    審査終了後は、審査会場の出口から関係者や引率者らが花道をつくり、大きな歓声と拍手でファイナリストを出迎えました。これはISEFでは毎年の伝統となっており、丸一日の審査をやり切ったすべてのファイナリストを全力で称えました。出迎えられたファイナリスト達の顔には、一日の疲労のなかにも力を出し切った清々しさや安堵があり、私たちのカメラにも満面の笑顔を向けてくれました。

    審査会終了後の夜は、会場近くのメジャーリーグ球場・Chase Field にて、夕食とアトラクションが用意され、審査を終えた解放感のままに楽しんだようです。

    明日は一般公開日となり、誰でも自由にファイナリストの研究発表を聞くことができます。また現地時間明日19時(日本時間15日午前11時)には特別賞の表彰式が、明後日15日朝9時(日本時間16日午前1時)には優秀賞の表彰式が行われます。表彰式は主催者公式のYouTube配信も予定されています。


  • 【Regeneron ISEF 2026 3日目】メディア公開・Student Mixer

    【Regeneron ISEF 2026 3日目】メディア公開・Student Mixer

    こんにちは、日本サイエンスサービスです。Regeneron ISEF 2026 3日目が終了しました。
    今日は午前中にメディアへの公開が行われました。世界各地から来たプレスやISEFスポンサーの担当者などがファイナリストのブースを訪れ、世界から集まったハイレベルな研究に耳を傾けていました。ファイナリストにとっては、ブースを設営して初めての発表であり、本番の環境での最後の練習時間でもあります。寸暇を惜しんで熱心に練習する姿が多くみられました。

    またメディアの取材対応だけでなく、ファイナリスト同士の交流も活発でした。他国からきたファイナリストと発表を聞きあったり、記念写真を撮影したりしていました。中には大勢で集合写真撮影や連絡先交換をする姿もあり、世界中から集まった仲間と交流を深める機会となったようです。NSSのプレスチームも会場を歩いて周り、彼らのプレゼンテーションを受けたり、写真を撮ったりしました。

    メデイア公開の後は、著名な研究者などを招いた複数のシンポジウムが開催されました。ISEFならではの貴重な講演に耳を傾けていました。

    明日の審査を前に、午後は審査員がポスターを事前に読む時間が設けられました。これは例年採用されている審査過程の一つで、ポスター会場には審査員のみが入場を許され、ファイナリストのいない環境で研究内容に目を通して翌日の審査に備えます。
    この間、ファイナリストは自由時間となります。翌日の審査に向けて、休息をとったり入念に発表練習を行ったりと、各々の方法でコンディションを高めたようです。

    夜にはStudent Mixerがありました。ファイナリスト同士の交流の機会ということで、ゲームやダンスパーティ等で交流し、楽しんだようです。

    明日はいよいよ審査会本番です。世界中から選りすぐりの研究成果が集まる大舞台に、29名の日本人ファイナリスト達が挑みます。丸一日の長丁場ですが、これまでの練習の成果を存分に発揮し、達成感に満ちた笑顔で展示場から出てきてくれる事を楽しみにしています。

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    日本サイエンスサービスでは開催期間中、毎日インターネットを通して日本代表の最新の情報をお伝えしています。X(https://x.com/npo_nss)とInstagram(https://www.instagram.com/npo_nss/)では、写真を交えて現場の様子や情報等をリアルタイムに配信をしておりますので、そちらも御覧下さい。
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  • 【Regeneron ISEF 2026 2日目】Opening Ceremony 等

    【Regeneron ISEF 2026 2日目】Opening Ceremony 等

    Regeneron ISEF 2026 の2日目が終了しました。

    今日は朝からブースの最終調整、そして完成したブースを使用して発表練習に打ち込む姿が見られました。お互いの研究発表を聞き合って質疑応答をしたり、個人でひたすら練習を繰り返したりと、思い思いの方法で練習に取り組む姿が印象的でした。中には他国のファイナリストと研究を紹介しあう姿も見られました。

    昼にはISEFのタイトルスポンサーであるRegeneronの創業者・社長のGeorge Yancopoulos氏との面会がありました。緊張した様子でしたが、集合写真を撮った後、勇気を出して社長に自撮りをお願いするファイナリストもいました。Yancopoulos氏からの直々のエールは深く響いたのではないでしょうか。待ち時間の間には他国のファイナリストとゲームで交流したりしました。

    また、オープニングセレモニー開幕までの間、公園を散策するグループもありました。本日の最高気温は42℃。焼けつくような暑さでしたが、元気な姿が見られたようです。

    そして、午後7時からはオープニングセレモニーがありました。

    重低音の音楽が響き渡り、突如始まったダンスパフォーマンスで会場は大盛り上がり。

    その後、Barb Baker氏の司会で始まったOpening CeremonyではSociety for Scienceの代表であるMaya Ajmera氏やRegeneron社長のGeorge Yancopoulos氏の挨拶の他、パネルディスカッションがありました。

    Maya Ajmera氏はISEFの歴史や過去のファイナリストで現在活躍する人々の紹介や、ISEFへ携わるすべての人へ感謝を述べた後、昨今の社会情勢により来米できないファイナリストにも言及し、「サイエンスに国境はありません」と述べ、すべてのファイナリストへ激励の言葉を贈りました。

    George Yancopoulos氏は自身の製薬会社での経験をもとに科学の重要性を演説した後、J.F.ケネディ元米大統領の「Those who dare to fail miserably can achieve greatly.(惨めに失敗する勇気がある者だけが、偉大な成果をあげられる)」という一節を引用し、最後に「皆さん、夢は大きく、何にでも挑戦し、恐れず失敗してください。尻込みしないで。」「皆さんの健闘を祈ります。世界があなたを待っています。」と締め、会場を沸かせました。

    パネルディスカッションでは、以下の2人の方がゲストとして登場しました。

    • Barbara M. Barrett氏
      元アメリカ合衆国空軍長官
    • Craig R. Barrett氏
      Intel社(ISEFの前タイトルスポンサー)元CEO、Society for Science元理事

    ディスカッションは終始和やかな雰囲気で行われました。Barrettご夫妻のサイエンスに関心を持ったきっかけや情熱を共有していただいた後に、会場内のファイナリストの将来を期待する激励の言葉をいただきました。また、会場にいるファイナリストも参加できるようなアンケートコーナーもありました。「発見をするなら新種か新惑星か?」「飛べる能力と透明人間になる能力、どっちが欲しいか?」など、ユニークな質問が盛りだくさんでした。

    セレモニーの目玉であるSHOUT OUTでは、各国代表が自国をアピールする動画と共に、思い思いにデコレーションした国のボードを掲げ、ステージに集結しました。日本代表は鯉のぼりをボードいっぱいに描き、3人のファイナリストがステージへ向かいました。Japanの名前が呼ばれた時の歓声がとても大きく、昨晩のピンバッチ交換で沢山の友人ができたことを感じました。

    明日はプレス・来賓向けの公開日です。ファイナリストにとっては本番前最後の練習の場となります。引き続き、NSS一同みなさんを応援しております。

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  • 【Regeneron ISEF 2026 1日目】ブース設営・ピンバッチ交換会

    【Regeneron ISEF 2026 1日目】ブース設営・ピンバッチ交換会

    米国アリゾナ州フェニックスにてRegeneron ISEF (International Science and Engineering Fair / 国際学生科学技術フェア) 2026が始まりました。

    本大会に日本代表として出場する19チーム29名のファイナリストたちは日本時間5月9日に日本を出発し、現地時間5月9日夜に無事開催地フェニックスに到着しました。

    今年の会場はPhoenix Convention Center。フェニックスの5月の最高気温は40℃を超えます。本日は快晴で、午前9時の時点で31℃の真夏日となりました。ここに世界中から高校生研究者たちが集結します。至る所にISEFロゴが飾られ、既にISEFムード全開の会場がファイナリスト達を迎えました。

    5月10日の朝に日本代表は会場へ入り、研究発表に使用するブースの設営にとりかかりました。どのファイリストも、研修会からブラッシュアップしたポスターや補足資料を持ってきており、セッティング作業に取り掛かっていました。

    午後には、明日のオープニングセレモニーで自国をアピールする企画、“SHOUT OUT” の準備も行いました。日本代表の生徒が集合してアイデアを出し合い、「JAPAN」と書かれたボードをデコレーションしていました。どんなものになったのかは、明日のお楽しみです。

    夜には恒例のピンバッジ交換会がありました。入場前からピンバッジ交換を始めるファイナリスト、集まって歌を歌いながら登場する国など、その熱気にISEFの開幕を実感させられました。日本代表は法被を着て参戦しました。このイベントはファイナリストとオブザーバーの学生のみが入ることを許され、自由に国際交流し放題。会場内では世界中の科学好きたちと楽しいひと時を過ごしたことと思われます。

    明日からも刺激的なイベントが目白押しです。ファイナリストの皆さん、今日はゆっくり休んでください。

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  • Regeneron ISEF 2026 日本代表団が日本時間5月9日に米国アリゾナ州フェニックスに向け出発

    Regeneronがタイトルスポンサーを務める国際学生科学技術フェア(ISEF/アイセフ)が開催される季節となりました。

    Regeneron ISEF2026は、米国アリゾナ州フェニックスにて現地時間5月9日から15日の7日間の日程で開催されます。期間中は研究の審査のみにとどまらず、世界中から集まったファイナリスト同士が交流するイベントが数多く催されます。

    日本国内からは、提携フェアである日本学生科学賞と高校生・高専生科学技術チャレンジ(JSEC/ジェイセック)から選抜された、29名 計19研究が日本代表として参加します。

    今年のファイナリストの名前・所属・研究タイトルは以下のとおりです。 (所属は2025年12月当時)

    【ANIM018 動物科学部門】

    加藤 豪さん

    東京学芸大学附属高等学校

    「刺身断面の筋原繊維の微細構造と構造色の関係に関する検討」

    “Quantitative Analysis of Angle-Dependent Surface Coloration on Sashimi: Testing Thin-Film Interference, Muscle-Fiber Structural Color, and Optical Activity”

    【ANIM019T 動物科学部門】

    國谷 理久さん、西野 大翔さん

    安田学園高等学校

    「深層学習を用いたマーカーレス姿勢追跡ツールDeepLabCutによるミツバチの栄養交換を誘発する触角ムーブメントの解析」

    “Quantitative Analysis of Antennal Movements Triggering Trophallactic Behavior in Honeybees Using DeepLabCut, a Deep Learning-Based Markerless Pose-Tracking Tool”

    【ANIM020 動物科学部門】

    河野 瞬さん

    愛媛県立長浜高等学校

    「ミナミトビハゼの体表粘液における物理的・化学的防御の検証~水陸両用見えないバリアの秘密~」

    “Mechanisms of Bacterial Adhesion Inhibition in Skin Mucus of Barred Mudskipper (Periophthalmus argentikineatus)”

    【ANIM023T 動物科学部門】

    石橋 桐磨さん、石塚 太一郎さん、川合 麻夢さん

    静岡県立焼津中央高等学校

    「クワガタムシ幼虫のメス斑とは?」

    ““Female Spot” of Stag Beetle Larvae is a Symbiont Organ”

    【BCHM010 生化学部門】

    長坂 ソフィア怜さん

    東京都立日比谷高等学校

    「ドラッグ・リポジショニングを活用した遺伝子操作技術の開発」

    “Drug Repositioning for Novel Genome Engineering: Technology With High Therapeutic Efficacy and Low Side Effects”

    【BEHA015 行動・社会科学部門】

    坂間 琴さん

    湘南白百合学園高等学校

    「空間認知機能の計算論的解釈-アルツハイマー型認知症の行動解析-」

    “Reinforcement Learning-Based Modeling of Alzheimer’s Disease”

    【CHEM018T 化学部門】

    都甲 匠さん、石田 彩乃さん、中村 遥音さん

    大分県立大分上野丘高等学校

    「金属イオン共存下のニンヒドリン反応を活用した太陽電池」

    “Metal-Ion-Induced Spontaneous Formation of a Photocurrent-Generating Surface-Bound Complex in the Ninhydrin Reaction”

    【CHEM019T 化学部門】

    林 真尋さん、野村 楓さん、壁谷 昊世さん

    名古屋市立向陽高等学校

    「温和な条件下で働く新規アンモニア合成触媒」

    “Designing a Novel Catalyst for the Haber-Bosch Process Under Mild Conditions”

    【CHEM020T 化学部門】

    山本 大誠さん、坂井 友貴さん

    島根県立松江東高等学校

    「下水処理由来の肥料原料MAPの熱分解反応:アンモニアの損失を抑制する加熱条件および雰囲気条件の検討」

    “Atmosphere-Controlled Thermal Decomposition of Magnesium Ammonium Phosphate Hexahydrate Without Ammonia Loss for Fertilizer Recovery and Transport”

    【CHEM026 化学部門】

    篠原 凛音さん

    埼玉県立坂戸高等学校

    「香りも化けるアミン信号反応-ベンジルアミン酸化物はアーモンドの香り-」

    “Environmentally Friendly Oxidation of Primary Amines Inspired by the Traffic Light Reaction”

    【EGSD013T エネルギー: 持続可能な材料・設計部門】

    佐藤 茉愛沙さん、安藤 愛紗さん、坂川 紗香さん

    静岡理工科大学静岡北高等学校

    「水の相変化と循環を強化したヒートパイプを用いて稲作の高温障害を阻止する」

    “Electricity-Free Thermal Transfer From Rice Fields Into the Ground Using a Heat Pipe Featuring Dramatically Enhanced Water Phase-Change and Circulation”

    【PHYS021 物理学・天文学部門】

    栗林 輝さん

    市立札幌開成中等教育学校

    「マルコフ連鎖モンテカルロ法を用いたリンク機構に関する研究」

    “Sampling the Complete Configuration Space of Origami and Linkages Using Markov Chain Monte Carlo”

    【PHYS022 物理学・天文学部門】

    宮嶋 櫂さん

    市立札幌開成中等教育学校

    「ゲンゴロウ類の形態の進化・適応に対する 流体力学的考察」

    “Morphological Evolution of Diving Beetles (Dytiscidae) From a Fluid Dynamics Perspective”

    【PHYS023 物理学・天文学部門】

    千葉 温さん

    宮城県仙台第三高等学校

    「鉛筆キャップの歳差運動における自転と旋回の平衡」

    “Equilibrium Between Rotation and Gyration in the Precession of Pencil Caps”

    【PHYS027 物理学・天文学部門】

    喜多 俊介さん

    筑波大学附属駒場高等学校

    「物質中で磁場の力は境界面にのみ生じるのか」

    “Do Magnetic Forces in Matter Act Solely on the Boundary Surfaces? Evaluating the Formulations of Minkowski, Helmholtz and Lorentz”

    【PHYS033 物理学・天文学部門】

    手塚 悠木さん

    宇都宮大学共同教育学部附属中学校

    「卵を振り子にしてみたら」

    “Egg Dynamics: Internal Viscous Damping of Rotation and Aerodynamic Drag Stabilize Pendulum Motion”

    【PLNT017 植物科学部門】

    小松 和滉さん

    長野県諏訪清陵高等学校

    「オジギソウの刺激識別と学習能力-刺激装置とAI葉開閉度評価を用いた実証-」

    “Learning Without a Brain: Habituation and Stimulus Discrimination in Mimosa pudica Explained by Mechanosensitive Channel Desensitization?”

    【ROBO019 ロボット工学・知能機械部門】

    五十嵐 夕剛さん

    アメリカンスクールインジャパン

    「半自律潜水艇を用いたマイクロプラスチック検出のための機械学習アルゴリズムの開発」

    “Autonomous Underwater Vehicle (AUV) for Real-Time 3D Microplastic Concentration and Toxicity Mapping via Deep Learning and Integrated Microscopy”

    【TECA006 テクノロジーによる芸術の拡張部門】

    植松 菜生さん

    桜蔭高等学校

    「持続可能で美しい金継ぎ3D点群データセットの提案」

    “Kintsugi 4D: Image-Based Kintsugi-Aware Framework for Fragment-Level 3D Point-Cloud Reconstruction and Chronicle Integration”

    日本サイエンスサービスでは、Regeneron ISEFの開催期間中、毎日インターネットを通じて日本代表の最新情報をお伝えして行く予定です。 ISEF情報サイト(https://isef.jp/ )では写真付きの記事でご紹介します。

    また、NSSのX(旧Twitter)(https://x.com/npo_nss )とInstagram(https://www.instagram.com/npo_nss/ )では、写真を交えて現地の様子や情報等をリアルタイムに配信しますので、こちらも御覧ください。


  • 【Regeneron ISEF 2025 6日目】 グランドアワード授賞式にて日本代表が2件受賞!

    Regeneron ISEF 2025 の Grand Award Ceremony が5月16日の午前(日本時間5月17日深夜)に行われました。 日本代表からは2つのプロジェクトがGrand Award を受賞しました。受賞された方、おめでとうございます! 受賞者は以下の通りです。(所属と邦題は国内提携フェア当時のものです)

    【環境工学部門 優秀賞3等】賞金1,200ドル

    西田優美奈さん(横浜市立南高等学校)

    研究タイトル:糸状藻類(アオミドロ/サヤミドロ)を用いたバイオ燃料及び土壌改良材の実用化に向けた基礎研究

    English Title:Biofuels and Fertilizers Utilizing Filamentous Algae: A Proposal for a Globally Regenerative Business with Reduced Production Costs

    ※研究プレゼン資料:https://isef.net/project/enev033-biofuels-and-fertilizers-using-filamentous-algae 

    【物理学・天文学部門 優秀賞4等】賞金600ドル

    田中喜大さん(筑波大学附属駒場高等学校)

    研究タイトル:膜の破れによって生じ得る ウォーターベルの変形

    English Title:Deformation of Water Bells When Breaking the Membrane

    ※研究プレゼン資料:https://isef.net/project/phys031-deformation-of-water-bells  

    また、各部門1等を受賞した研究の中から特に優秀と認められた12のプロジェクトには、総合優勝にあたるジョージ・ヤンコポーロス賞などの Top Awards が贈られました。その中からトップ3にあたる賞を紹介します。(タイトルの邦訳は、原題や研究内容をもとにNSSが作成したものです)

    【ジョージ・ヤンコポーロス賞】(最高賞)

    George D. Yancopoulos Innovator Award

    Adam Kovalcikさん(スロバキア、19歳)

    化学部門 CHEM005

    研究タイトル:Novel Design and Total Synthesis of Aza-C-Nucleosides From Furfuryl Alcohol, the Key to Fighting RNA Viral Diseases

    研究タイトル(邦訳)フルフリルアルコールを原料としたアザ-C-ヌクレオシドの新規設計と全合成:RNAウイルス疾患対策の鍵

    研究プレゼン資料のURL:https://isef.net/project/chem005-total-synthesis-of-novel-antivirotics 

    【リジェネロン青年科学者賞】(2件)

    Regeneron Young Scientist Awards

    Benjamin Davisさん(アメリカ、16歳)

    機械工学 :静的・動的部門 ETSD057

    研究タイトル:From Crude to Extrude: A Novel Approach to Combining Pultrusion and Extrusion Technologies Into a Single Filament Production System to Recycle PET Bottle Waste and 3D Printing Purge Materials Into Additive Manufacturing Filament

    研究タイトル(邦訳):粗材から素材へ:PETボトル廃棄物と3Dプリントの廃棄物を再利用し、付加製造用フィラメントとして再生する単一フィラメント生産システムへの引抜成形と押出成形技術を組み合わせた革新的アプローチ

    研究プレゼン資料のURL:

    https://isef.net/project/etsd057-pultrusion-and-extrusion-to-recycle-filament

    Siyaa Poddarさん(アメリカ、16歳)

    材料科学部門 MATS043

    研究タイトル:Developing a Rapid, Colorimetric Metal Organic Framework (MOF) for Airborne Silica and Uranium Detection: A Novel Approach to Pollutant Monitoring and Health Risk Assessment in Indigenous Communities for Sjogren’s Syndrome

    研究タイトル(邦訳):空気中のシリカとウランを検出するための迅速な比色金属有機構造体(MOF)の開発:シェーグレン症候群を有する先住民コミュニティにおける汚染物質モニタリングと健康リスク評価への新規アプローチ

    研究プレゼン資料のURL:https://isef.net/project/mats043-real-time-assessment-of-deterortive-airborne-risks 

    以上をもって、1週間続いたRegeneron ISEF 2025 の全日程が終了しました。約5か月間に渡る準備から本番まで、慣れない英語・大量の書類作成等、大変な思いもあったかと思います。ファイナリストの皆さんはその壁をすべて超えてきました。コンテストである以上順位はついてしまいますが、この場にたどり着く事自体が決して容易な事ではありません。ぜひともこの経験を大切にして欲しいと思います。皆さん、お疲れさまでした!


  • 【Regeneron ISEF 2025 5日目】 一般公開&特別賞授賞式

    米国オハイオ州コロンバスで開催中のRegeneron ISEFは本日で大会5日目です。

    一般公開が行われ、地元の住民や、小中学生など科学に興味を持つ人が広く参加しファイナリストのブースを巡っていました。学校のフィールドワークで訪れる子ども達も多くいました。法被や着物、弓道着などを着た日本からのファイナリストは会場でもよく目立っており、一緒に写真をとっている光景もみられました。

    一般公開では、自分の分野に詳しくない来場者や小中学生に対し、わかりやすく興味をもってもらえるように説明をする必要があります。この数日の間に英語で質疑応答をすることにもかなり慣れ、来場者との交流を積極的に楽しむ様子が見られました。研究に感心してくれる方が大変多く、ファイナリストにとっても励みになったのではないかと思います。一般の方との交流以外にも、日本代表のファイナリスト同士の研究交流も積極的に行われ、日本代表同士親睦を深めることができたのではないかと思います。

    また、ファイナリストによる展示の隣では、企業や団体によるブースが設置されました。Intel などの協賛企業などがブースを出し、参加者が様々な体験ができるようになっていました。

    一般公開の裏では、カテゴリー別にネットワーキングイベントが行われました。分野ごとにファイナリストが集まり、ご飯を食べながら親睦を深めました。

    夜19:00から特別賞の表彰式(Special Award Ceremony)が行われました。特別賞では、Regeneron ISEFの協賛団体による表彰が行われます。今年は、約50の企業・団体による表彰が行われ、賞金・奨学金の総額は約800万ドルにのぼりました。残念ながら日本人ファイナリストの特別賞の受賞は叶いませんでしたが、Maya Ajamera氏がスピーチで述べた通り、「Regeneron ISEFに出場できたこと自体が素晴らしい成果であり、そのこと自体が皆さんを”勝者”である」と思います。特に、英語が母国語ではない中、世界中のファイナリストが集まった国際大会で英語を使った発表と質疑応答をやり遂げた日本代表のファイナリストの皆さんは立派に頑張りました。

    今回は世界中のファイナリストに例年提供されるWolfram Research社のWolfram OneとWolfram Alpha Proの使用権のみならず、Midjourney社から同社年間サブスクリプション、DataClassroom社から統計ソフトの12ヶ月間のUniversity Level Student Licenceが提供されました。

    明日はグランドアワードの表彰式が行われます。グランドアワードの表彰式は、Society for ScienceのYouTubeアカウントでライブ中継されます。日本時間5/16の22:00からスタートします。NSSのスタッフ一同、表彰式を楽しみにしています!

    日本サイエンスサービスでは開催期間中、現地より毎日インターネットを通して日本代表の最新の情報をお伝えしています。
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  • 【Regeneron ISEF 2025 4日目】審査本番

    こんにちは。日本サイエンスサービスです。Regeneron ISEF 2025 4日目の現地レポートをお届けします。

    ISEF4日目は本審査でした。今回のISEFでは1657名のファイナリスト / 1334件の研究が審査に参加しました。
    本審査直前には通訳の方と発表内容等の打ち合わせを兼ねた朝食会があり、内容のすり合わせや重要単語の共有が行われました。


    本審査会場には、ファイナリストと通訳、ジャッジだけが入場できるという厳重なセキュリティの下、1.5時間の昼休憩を挟みつつ、8:00から16:00にかけて行われました。ISEF最大のメインイベントが始まることによる緊張や、英語で発表やディスカッションをすることに対する緊張を抱いている生徒が多かったですが、いざ審査が始まると段々と緊張がほぐれていき、ジャッジとより積極的に関わることができていました。審査が始まる前に他のファイナリストと交流する生徒もいました。ISEF開催前に行なった、発表原稿の作成や想定質問に対する受け答えの仕方といった事前準備が、ファイナリストたちの心の支えとなり、これまでの約5カ月に渡る準備が大いに報われる形となりました。
    なお、NSSのスタッフ3名も通訳として本審査会に参加しました。

    審査終了後、会場から出てくるファイナリスト達は、ISEF関係者や引率者達が作る花道に迎えられ、大きな歓声や拍手を受けました。本審査を終えたファイナリスト達を世界中の関係者全員で祝福するISEFの恒例行事は、審査の疲れを払拭してくれたことでしょう。

    審査会終了後の夜は Student Mixer が行われました。本審査終了直後のファイナリスト同士の交流の機会ということで、タフな審査を共に乗り越えたファイナリスト同士、ゲームやダンスパーティ等で交流し、楽しんだようです。

    明日は一般公開日となり、誰でも自由にファイナリストの研究発表を聞くことができます。また現地時間明日19時(日本時間16日午前8時)には特別賞の表彰式が、明後日16日朝9時(日本時間16日午後10時)には優秀賞の表彰式が行われます。表彰式は主催者公式のYouTube配信も予定されています。
    アメリカでの時間も後半戦に入りましたが、最後まで楽しんでください!
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