出場するには

日本からISEFに出場するには?

国際学生科学技術フェア(ISEF)は、75を超える国と地域の約400の科学技術研究コンテストと提携しており、 それらのコンテストで代表に選ばれることで参加できます。

日本では、日本学生科学賞 (Japan Student Science Award; JSSA) と高校生・高専生科学技術チャレンジ (Japan Science & Engineering Challenge; JSEC) の2つのコンテストが提携しており、ISEFに参加するためには、このどちらかに研究作品を応募する必要があります。それぞれのコンテストからISEFへ、近年は上位入賞者から6組を派遣しています。

ただし、グループ研究の場合は3名以下でなければなりません。これらのコンテストに同一プロジェクトを重複応募することはできません。また、プロジェクトが国際ルールに適合していない場合はISEFに出場できません。特に脊椎動物(日本で一般的な魚類の研究も含む)やヒトを対象とした実験(アンケート等も含む)、微生物、組換えDNAなどを用いた実験については、実験前に専門機関等の事前承認が必要な場合があります。詳しくは、ルールをご覧ください。

日本学生科学賞とJSEC では、科学研究におけるルールを理解したうえで応募していただくために、公正研究推進協会(APRIN)提供の中等教育向け教材を事前に読むことが推奨されています。

日本代表としてISEFに派遣されるための条件については、各国内コンテストのウェブページをご覧ください。

日本学生科学賞公式サイト

日本学生科学賞は、読売新聞社主催の日本で最も伝統のある中学生と高校生のための科学自由研究コンテストです。1957年に創設されてから毎年開催されており、各都道府県で応募を受け付けています。ISEF選考審査に登録しておくと、地方審査とは別にISEFの代表選考を受けることができ、中央最終審査で選ばれたプロジェクトとあわせてISEFに派遣されます。また、中学3年生もISEF代表に選ばれる可能性があります。

高校生・高専生科学技術チャレンジ (JSEC) 公式サイト

高校生・高専生科学技術チャレンジは、2003年より開催されている朝日新聞社およびテレビ朝日主催の高校生・高専生向けの科学自由研究のコンテストで、全国から直接応募を受け付けています。既存のジャンルにとらわれない、先端的かつ意欲的な研究を募集しており、ISEFのカテゴリーに準拠した分野ごとに専門家による審査が行われ、上位入賞者から近年は上位6組をISEFに派遣しています。