【Regeneron ISEF 2023 5日目】一般公開・特別賞表彰式 日本代表3プロジェクトが特別賞を受賞しました!

米国テキサス州ダラスで開催中のRegeneron ISEF 2023で、大会5日目となる18日、特別賞の表彰式が行われ、3組の日本代表が特別賞を受賞しました。詳細は以下のとおりです。

【アメリカ音響学会 1等賞】

プロジェクト名:”Sustaining Phenomenon in Flageolet Harmonics”

「 バイオリンのハーモニクス奏法における倍音の持続現象に関する数理的研究」

ファイナリスト名:田中 翔大さん

所属:市立札幌開成中等教育学校

【科学による社会貢献賞 2等賞】

プロジェクト名:” How Ants Climb Smooth Vertical Walls”

「 アリの秘密 ~アリはどうやって滑らかな壁を登っている?~」

ファイナリスト名: ブランデル 葉奈さん

所属: 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎

【上海青少年科学教育社賞】

プロジェクト名:” Ammonia Production by Microbubbles and Seawater”

「 空気の微細な気泡と海水の鉄電解を用いたアンモニア製造法」

ファイナリスト名:安藤 優花さん 石垣 美月さん 相原 瑛莉星さん

所属:静岡理工科大学静岡北高等学校

受賞された5名のファイナリストたち、おめでとうございます!!

特別賞の表彰式では、Society for Scienceの代表Maya Ajmera氏が、「あなた達は皆素晴らしく、才能に溢れています。ISEFに出場したということは驚くべき成果です。私にとっては皆さんが勝者です。」と述べ、ISEFに集まった全てのファイナリストを称賛していました。

表彰式に先立ち午前中は、ファイナリストによる研究発表の一般公開が行われ、科学に興味を持つ人や地元の小中学生などの一般参加者が多数来場しました。法被や浴衣、袴などを着た日本のファイナリストのブースには、多くの人が訪れていました。

一般審査では、一般の方々に対してよりわかりやすく簡潔に説明する必要がありますが、この数日の間に英語で質疑応答をすることにも慣れたためか、「自分たちの研究を相手にわかってもらうこと」を純粋に楽しんでいるようでした。研究に感心してくれる来場者の方が大変多く、ファイナリストにとっても励みになったのではないかと思います。 

明日はグランドアワードの表彰式が行われます。グランドアワードの表彰式は、Society for ScienceのYouTubeアカウント(https://www.youtube.com/watch?v=t4LyfVbBHyo

)でライブ中継されます。日本時間5/18の23:00からスタートします。NSSのスタッフ一同、表彰式を楽しみにしています!


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