こんにちは。日本サイエンスサービスです。Regeneron ISEF 2025 4日目の現地レポートをお届けします。
ISEF4日目は本審査でした。今回のISEFでは1657名のファイナリスト / 1334件の研究が審査に参加しました。
本審査直前には通訳の方と発表内容等の打ち合わせを兼ねた朝食会があり、内容のすり合わせや重要単語の共有が行われました。
本審査会場には、ファイナリストと通訳、ジャッジだけが入場できるという厳重なセキュリティの下、1.5時間の昼休憩を挟みつつ、8:00から16:00にかけて行われました。ISEF最大のメインイベントが始まることによる緊張や、英語で発表やディスカッションをすることに対する緊張を抱いている生徒が多かったですが、いざ審査が始まると段々と緊張がほぐれていき、ジャッジとより積極的に関わることができていました。審査が始まる前に他のファイナリストと交流する生徒もいました。ISEF開催前に行なった、発表原稿の作成や想定質問に対する受け答えの仕方といった事前準備が、ファイナリストたちの心の支えとなり、これまでの約5カ月に渡る準備が大いに報われる形となりました。
なお、NSSのスタッフ3名も通訳として本審査会に参加しました。

審査終了後、会場から出てくるファイナリスト達は、ISEF関係者や引率者達が作る花道に迎えられ、大きな歓声や拍手を受けました。本審査を終えたファイナリスト達を世界中の関係者全員で祝福するISEFの恒例行事は、審査の疲れを払拭してくれたことでしょう。





審査会終了後の夜は Student Mixer が行われました。本審査終了直後のファイナリスト同士の交流の機会ということで、タフな審査を共に乗り越えたファイナリスト同士、ゲームやダンスパーティ等で交流し、楽しんだようです。
明日は一般公開日となり、誰でも自由にファイナリストの研究発表を聞くことができます。また現地時間明日19時(日本時間16日午前8時)には特別賞の表彰式が、明後日16日朝9時(日本時間16日午後10時)には優秀賞の表彰式が行われます。表彰式は主催者公式のYouTube配信も予定されています。
アメリカでの時間も後半戦に入りましたが、最後まで楽しんでください!
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