Intel ISEF 2014 日本代表3名が特別賞受賞!

米国カルフォルニア州ロサンゼルスで開催されているIntel ISEF 2014の特別賞(Special Award)表彰式が現地時間15日夜に行われ、日本代表の本松 千波さん(千葉県立薬園台高校出身)、山中 美慧さん(宮城県仙台第二高等学校3年)、矢倉 大夢君(灘高等学校3年)が特別賞を受賞しました。
本松さんは、「縞状鉄鉱層の形成過程」という研究でアメリカ地球科学協会賞・1等賞(American Geoscience Institute, First Place)を受賞しました。
山中さんは、「塩害に強いあじさいを用いた色素増感太陽電池 ~被災地から復興へ~」という研究で欧州原子核研究機構(CERN)賞、また、アメリカ化学会賞・佳作(American Chemical Society, Certificate of Honorable
 Mention)を受賞しました。
矢倉くんは、「ユーザーインタラクションを用いた楽曲の構造理解システム ~ボーカロイドとニコニコ動画を題材に~」という研究でブルーノ・ケスラー財団賞(Fondazione Bruno Kessler)を受賞しました。
表彰式直後に、受賞者の3人は「審査員の方々からの質問に詰まりながらもしっかりと答えることができ、しっかりアピールができたことが評価されて、受賞につながったのだと思います」と語ってくれました。
午前中は、表彰式に先立ち、ファイナリストの研究発表の一般公開が行われました。地元の中学生などが多数来場し、法被や振り袖、浴衣などを着た日本のファイナリストのブースには、たくさんの人が訪れていました。
明日の朝(5月16日)には、いよいよ優秀賞(Grand Award)表彰式が行われます。
※なお、各日本語研究タイトルは国内大会受賞時のものです。