こんにちは。日本サイエンスサービスです。米国アリゾナ州フェニックスで開催中のRegeneron ISEF 2026 は4日目、本審査の日を迎えました。
本審査直前には通訳の方と発表内容等の打ち合わせを兼ねた朝食会があり、内容のすり合わせや重要単語の共有が行われました。
今回のISEFでは1700名超のファイナリスト / 約1400件の研究プロジェクトが審査に参加しました。本審査では、ファイナリストと通訳・審査員だけが入場できるという厳重なセキュリティの下、1時間の昼休憩を含んで8:00から16:30にかけて、分野の専門家による優秀賞(Grand Award)の審査とスポンサー企業による特別賞(Special Award)の審査が行われました。なお、NSSのスタッフ3名も通訳として本審査会に参加しました。

時間をかけて準備してきた研究発表が始まることによる緊張や、英語での発表とディスカッションに対する不安をにじませるファイナリストもいましたが、皆さん真剣な面持ちで審査会場へと入っていきました。中には、この大一番を楽しもうという気概を感じるファイナリストもいました。いざ審査が始まると、審査員と積極的にコミュニケーションをとり、自らの研究成果とそれにかけてきた思いを、懸命に自分の口で伝えようとする姿が印象的でした。はじめは通訳を希望していても、すべて終了する頃には自分だけで喋れる程まで上達したファイナリストも大勢いたようです。審査の空き時間には周囲のファイナリストと交流する生徒もいました。
代表選抜から約5か月間にわたって行ってきた事前準備はハードだったかもしれませんが、それがファイナリストたちの心の支えとなったのではないでしょうか。
審査終了後は、審査会場の出口から関係者や引率者らが花道をつくり、大きな歓声と拍手でファイナリストを出迎えました。これはISEFでは毎年の伝統となっており、丸一日の審査をやり切ったすべてのファイナリストを全力で称えました。出迎えられたファイナリスト達の顔には、一日の疲労のなかにも力を出し切った清々しさや安堵があり、私たちのカメラにも満面の笑顔を向けてくれました。



審査会終了後の夜は、会場近くのメジャーリーグ球場・Chase Field にて、夕食とアトラクションが用意され、審査を終えた解放感のままに楽しんだようです。
明日は一般公開日となり、誰でも自由にファイナリストの研究発表を聞くことができます。また現地時間明日19時(日本時間15日午前11時)には特別賞の表彰式が、明後日15日朝9時(日本時間16日午前1時)には優秀賞の表彰式が行われます。表彰式は主催者公式のYouTube配信も予定されています。