【Regeneron ISEF 2026 5日目】一般公開、特別賞授賞式

こんにちは、NPO法人日本サイエンスサービスです。Regeneron ISEF の現地レポートをお送りします。

5日目は一般公開が行われました。地元の住民や科学に興味を持つ小中学生など多くの方が参加し、ファイナリストのブースを巡りました。学校のフィールドワークとして訪れる児童・生徒の姿も多く見られました。

ファイナリストたちは法被や浴衣、袴といった日本の伝統衣装を身にまとって参加。会場でもひときわ目を引き、来場者と一緒に写真を撮る微笑ましい光景もあちこちで見られました。

一般公開では、自分の専門分野に馴染みのない来場者や小中学生にも興味を持ってもらえるよう、わかりやすい説明が求められます。この数日で英語にもすっかり慣れた様子で、来場者との交流を積極的に楽しむ姿が印象的でした。また、ファイナリスト同士の研究交流も活発に行われ、互いの親睦を深める機会となりました。

ファイナリストの展示ブースに隣接して、企業・団体によるブースも設置されました。Intelをはじめとする協賛企業がブースを出展し、参加者がゲーム等のさまざまな体験を楽しめるコーナーも設けられていました。

一般公開と並行して、カテゴリー別のネットワーキングイベントも開催されました。同じ分野のファイナリストが集まり、食事をともにしながら親睦を深めました。

夜19:00からは特別賞の表彰式(Special Award Ceremony)が行われました。Regeneron ISEFの協賛団体によって選出される表彰で、今年は45の企業・団体から賞が贈られました。

今年は日本代表3名が特別賞を計4件受賞しました。詳細は以下のとおりです。

※日本語タイトルは国内コンテスト出場時のものです。

【Arizona State University ISEF Scholarship】

【The Scientific and Technological Research Council of Türkiye TUBITAK】

小松 和滉さん

Learning Without a Brain: Habituation and Stimulus Discrimination in Mimosa pudica Explained by Mechanosensitive Channel Desensitization?

「オジギソウの刺激識別と学習能力 – 刺激装置とAI葉開閉度評価を用いた実証 -」

【Mawhiba Universal Enrichment Program awards】

五十嵐 夕剛さん

Autonomous Underwater Vehicle (AUV) for Real-Time 3D Microplastic Concentration and Toxicity Mapping via Deep Learning and Integrated Microscopy

「半自律潜水艇を用いたマイクロプラスチック検出のための機械学習アルゴリズムの開発」

【Society Alumni Special Award, Society for Science Alumni Special Award】

長坂 ソフィア 怜さん

Drug Repositioning for Novel Genome Engineering: Technology With High Therapeutic Efficacy and Low Side Effects

「ドラッグ・リポジショニングを活用した遺伝子操作技術の開発」

慣れない環境での発表という容易ではない挑戦を、日本代表の皆さん全員が見事にやり遂げてくれました。受賞を逃したファイナリストたちが受賞者を笑顔で祝福する姿も、とても印象的でした。

表彰式では、Society for Science CEO の Maya Ajmera 氏とアリゾナ州立大学学長の Michael M. Crow 氏との対談も行われました。また、司会のBarb Baker氏が「世界最大の科学コンテストに出場した時点で、皆さん全員が勝者です」とファイナリスト全員へ温かい言葉を贈りました。


明日はいよいよグランドアワードの表彰式です。Society for ScienceのYouTubeアカウントにて日本時間5月16日(金)午前1:00よりライブ中継される予定です。NSSスタッフ一同、表彰式を心待ちにしています!