Intel ISEF 2012 優秀賞表彰式が行われました。

米国ペンシルベニア州ピッツバーグで開催されているIntel ISEF(国際学生科学技術フェア)の優秀賞(Grand Award)表彰式が行われました。日本代表は惜しくも入賞はできませんでしたが、ファイナリストたちは「受賞できなかったことは悔しいけど、Intel ISEFに出場できてよかったです。」とコメントしてくれました。

 

また最高賞にあたるゴードン・ムーア賞(Gordon E. Moore Award)は、メリーランド州のジャック・トーマス・アンドラカさん(Jack Thomas Andraka Maryland)の「すい臓がん検出のための新しい紙状センサー」が、次点にあたるインテル青年科学賞(Intel Foundation Young Scientist Award)には、カナダのニコラス・ベンジャミン・シーファーさん(Nicholas Benjamin Schiefer)の「マルコフ連鎖に基づくミニブログ向け検索システム『Apodora』」とバージニア州のアリ・ミシャ・ディコフスキさん(Ari Misha Dyckovsky)の「識別可能な物質量子ビット間の光子が媒介する量子もつれの解析」が選ばれました。

Intel ISEF2012では提携フェアが446個あり、世界68か国から1549人のファイナリスト(チームプロジェクト:243、個人プロジェクト:1002、総数:1245)が参加しました。

この表彰式をもって今年のIntel ISEFも無事終了し、日本代表団は明日以降に帰国の途につきます。

日本代表が特別賞佳作に入選

 

米国ペンシルベニア州ピッツバーグで開催されているIntel ISEFの特別賞表彰式が現地時間17日夜に行われ、日本代表の上田 和茂くん、志賀 浩一くん、土井 ひらくくん(広島県立広島国泰寺高等学校2年)が特別賞佳作に入選しました。

上田くん、志賀くん、土井くんは「水面下からの水噴流による水流に関する研究」という研究でアメリカ物理学会及び教育学会賞佳作に入選しました。入選の知らせを受けた後、3人は「世界に認めてもらえてうれしい」と喜ぶ半面、「世界の研究のレベルの高さに驚いた」と語ってくれました。
 また表彰式に先立ち日中は一般公開が行われ、ファイナリストたちは来場者に自分の研究を発表したり、交流を楽しんでいたりしました。
明日の朝(5月18日)には、いよいよ優秀賞(Grand Award)表彰式が行われます。

審査会当日

 

米国ペンシルベニア州ピッツバーグで開催されているIntel ISEF2012で審査会が行われました。日本代表団は緊張した面持ちの中、インタープリンターとの念入りな最終チェックをし、審査に臨みました。

ファイナリストたちは「最初は緊張したが、自分の研究をしっかりと伝えられた」と満足そうな笑みを浮かべていました。明日17日に特別賞の表彰式が、あさって18日にはグランドアワード(優秀賞表彰式)が行われ、審査結果が発表されます。

審査終了後の夜にはIntel ISEF参加者のためのパーティーが開かれ、ファイナリストたちはゲームをしたり、他国の代表と交流を深めたりと、審査の疲れも忘れてパーティーを楽しんでいました。

Intel ISEF 2012 発表準備整う

 

米国ペンシルベニア州ピッツバーグで開催されているIntel ISEF2012で、審査に先立ってのすべての事前審査(ルール適合、展示の安全性などのチェック)が終了しました。日本代表のファイナリストは無事全ての審査をクリアし明日の審査に臨む準備が整いました。

 

ファイナリストたちは少々緊張した面持ちながらも、自分たちの研究をしっかり伝えたいと意気込みを語っており、明日の審査に向けて、内容の確認などの最終チェックや、発表練習を行っていました。

 

夕方からはIntel ISEFの歓迎パーティに参加しました。ファイナリストたちはダンスをしたり、各国の代表生徒と交流を深めたりと、パーティーを思い思いに楽しんでいました。

Intel ISEF 2012 開幕

 

米国ペンシルベニア州ピッツバーグで開催されているIntel ISEF 2012のオープニングセレモニー(開会式)が行われました。

 

ニュースレポーターのブランドン・ハドソンによる司会に始まり、Intel ISEF 2007で優秀賞2位を受賞し、その研究を基にBPG-Werksを起業したベンジャミン・グラック氏の自伝、作家のブライアン・デイビッド・ジョンソン氏の熱演に会場は大いに盛り上がりました。
各国代表のアピールタイムでは、日本代表団の上田君、鈴木さん、堀内さんがはっぴを着てステージ上に上がりました。そして他国の代表にに負けじと富士山と桜が描かれた自作パネルを掲げ、日本チームをアピールしていました。
また午前中にはオープニングセレモニーに先立ちパネルの設置を行い、日本代表団全6プロジェクト全ての事前チェックが無事終了しました。明日は本審査に向けた練習や準備をする予定です。

日本代表団がピッツバーグに無事到着しました。

米国ペンシルベニア州ピッツバーグにIntel ISEF2012日本代表団が無事に到着いたしました。長旅にもかかわらず、ファイナリストは皆元気な様子で、今日は参加登録や、パネルセットアップを行いました。そして夜はIntel ISEF恒例のピンバッチ交換にも参加し、ファイナリスト達はピンバッチを片手に各国の代表と早速親睦を深めていました。

 

明日はオープニングセレモニーが開催され、いよいよIntel ISEF2012の開幕です。

日本代表団アメリカへ向けて出発

米国ペンシルベニア州ピッツバーグで5月13日から5月18日にかけて行われるIntel ISEF(国際学生科学技術フェア)に向けて、日本学生科学賞およびJSECにて上位入賞し、日本代表として派遣される生徒たちが本日成田空港を出発いたしました。
本年度のIntel ISEFには、以下の6つのプロジェクトが参加します。

 
【動物科学部門】
矢野更紗 (清真学園高等学校2年)
「土壌動物相に関する研究 ~異なる植生・気候帯・季節を比較して~」

 
【動物科学部門】
宇賀神 希 (埼玉県立川越女子高等学校2年)
「キイロショウジョウバエの眼色色素」

 
【行動科学および社会科学部門】
井戸川直人 (創価高等学校2年)
「トゲアリの一時的社会寄生」

 
【化学部門】
堀内遥加 (長野県屋代高等学校3年)
「ヨーグルトによる発電の機構」

 
【物理学・天文学部門】
志賀浩一、土井ひらく、上田和茂 (広島県立国泰寺高等学校)
「水面下からの水噴流による流水に関する研究」

 
【植物科学部門】
鈴木将元、立松俊和、鈴木麻衣子 (名古屋市立向陽高等学校)
「ゼニゴケの表裏の分化について」

 
大会中の様子を、現地プレスルームより毎日お届けいたします。日本代表団の活躍に期待しましょう!
(学年は、日本学生科学賞、JSEC受賞時のもの)