米国テキサス州ダラスで開催されているRegeneron ISEF 2023は本日で4日目となり、本審査会当日を迎えました。
本審査直前には、現地の通訳の方と発表内容の打ち合わせを兼ねた朝食会があり、各々内容のすり合わせを行いました。
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本審査会は、ファイナリスト達と通訳、審査員だけが入場できるという厳重なセキュリティ体制の中、朝9:00から夕方16:15にかけて行われました。ファイナリスト達は、英語で審査員にプレゼンすることや、審査員とディスカッションすることに難しさも感じたようでした。しかし、質問された内容がわからなかったときは聞き返したり言葉を変えてもらったりすることで、通訳の力をほぼ借りることなく、自身の言葉でしっかり対応できたようです。想定外の質問もあった中で、たくさん考えた想定質問が役立ったとの声もあり、これまでの約5か月間に渡る準備が報われた様子でした。
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NSSのスタッフ2名も通訳として本審査会に参加しました!
審査を終えて会場から出てくるファイナリスト達は、ISEF関係者達の大きな歓声や拍手に迎えられていました。ファイナリスト達を関係者全員で労うこの光景は、コロナ禍を乗り越えてISEFが戻ってきたことを実感させる素晴らしいものでした。最初は緊張した様子で会場入りしたファイナリスト達も、最後には十分やり切ったという表情で帰ってきてくれたのも印象的でした。
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審査会終了後の夜はファイナリスト限定のミキサーイベントが行われ、ダンスパーティーや様々なゲームを楽しんだようです。審査後の疲れもある中、ファイナリスト達は普段経験することのない刺激的な時間をそれぞれ過ごしました。
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明日は一般公開日となり、誰でも自由にファイナリストの研究発表を聞くことができます。また明日18日(現地時間)には特別賞の表彰式が、明後日19日には優秀賞の表彰式が行われ、審査結果が発表されます。 アメリカでの時間も半分になりましたが、最後まで楽しんでください!
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